2段階認証で強固なセキュリティーを発揮してくれるAuthenticator。使い方がよく分からず、感覚的に使いこなしている人も多いんじゃないでしょうか? 右下の十字ボタンを押すとQRコードを読み込んで普通に使うことができますからね。でもそれだけだと認証コードがバックアップされていないので、スマホの機種変更時に困ったりもします。
スマホを紛失したら、もうお手上げ状態です。
ここではGoogle Authenticatorの便利な使い方から、バックアップの方法までを紹介していきましょう。
基本的な使い方
Google Authenticatorをスマホにインストールしたら、ナビに従い、まずは下の画像にまで到達しましょう。Microsoft AuthenticatorはここでMicrosoftアカウントとの連携に悩むのですが、Googleのほうは簡単に行けると思います。
右下の十字キーをタップしてカメラアイコンをタップすれば、QRコードがスキャンできます。
2段階認証のQRコードを直接読み込むのではなく、画像に保存してから読み込むと、認証コードをバックアップしなくても2段階認証に失敗しなくなります。
その方法はこちら。
![](https://michirojohn1.com/wp-content/uploads/2024/01/絶対に失敗しない2FA-1-160x90.gif)
この方法は認証コードをバックアップできないアプリでも使えます。
認証コードを並べ替える
1秒以上タップし続けると選択され、順番を入れ替えることができます。
よく使う認証コードを上へもっていきましょう。
認証コードの名前を変える
認証コードをたくさん作ると、どれがどの認証コードか分からなくなってしまいます。
認証コードを1秒以上タップすると選択され、名前の変更が可能になります。
分かりやすく変えていきましょう。
認証コードをバックアップする
『アカウントを移行』で可能です。
QRコードが表示されたら、その画面を画像として保存しましょう(画面キャプチャー)。
QRコードは画像からでも読み込むことが出来ます。
スマホによって画面キャプチャーの仕方は違うので、自分で調べてください (^^;。頑張って画像を保存したら、この画像がある限り、認証コードはいつでも復旧できるようになります。スマホからUSBメモリーに保存してどこかに隠してしまうのが良いでしょう。
認証コードをインポートする
保存した画像から読み込みます。保存した画像をGmailなどでメールに添付して送ると良いと思います。重要情報をネット上に送りたくない人は、USBメモリからパソコンに読み込ませましょう。
QRコードは印刷でもいけますが、失敗しやすいと思います。
スキャナーで読み込んだQRコードはインポートに失敗しました (-_-;。
新旧2台のスマホを用意しろと言ってますねえ~。
機種変更時にうまくインポート・エクスポートされるのか、不安になるやつです。しかもスマホを紛失した場合はどうにもならない (^^;。
QRコードは画像で保存するようにしましょう。
あらかじめ保存しておけば、スマホを紛失しても大丈夫です。
認証コードを削除する
削除したい認証コードを1秒以上タップすると、右上にゴミ箱アイコンが現れるので、続いてそれをタップすれば削除可能です。
ここで画像で保存した認証コードが実際に使えるのか、試してみると良いと思います。
インポートした認証コードは上書きされず、同じものが2つある状態になります。同じ認証コードでも違う6桁の数字が表示されているのが確認できると思います。インポートした認証コードが使えるか試してみて、使用できることを確認したら削除しましょう。
謎のボタンがある
これです。
このボタンを押すと『コードをGoogleアカウントに保存しています』という文字が現れてきて少しアセってしまいます。「認証コードが勝手にバックアップされたのか?!」と思ってしまいますが、そうではないです。GoogleアカウントをAuthenticatorで2段階認証した時のバックアップコードみたいです。ただしこのバックアップコードは自動的に生成されているので、このボタンはその更新ボタンです。
このボタンをあやまって押していると、保存していたバックアップコードがいざという時に使えなくなる恐れがあります。
「なんでこんなところにあるんだ?」という感じの、謎ボタンです (^^;。
Google Promptで2段階認証している人には関係のない話ですけどね。
お疲れさまでした。
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